Archive for the ‘literature’ Category

SURF REALIZATION

1/25/2009

約7ヶ月(!) 待って、ようやく
サーフ・レジェンド― Gerry Lopez の自伝
SURF REALIZATION/サーフ・リアライゼーション を手に入れました!!
いやー、長い道のりだったなぁ。

Patagonia Ocean に行くたび、横目でチェックしていたこの本。
ちゃんと買って読むつもりではいたんですよ。
でも「いつでも買えるよね」と、たかをくくっていたんです。
そしてある日買いに行くと、、、

ない…

それから、何度行ってもいつも品切れ。

そこでようやく、「…もしかして増刷ないのかも?」と気づき
あわてて注文したわけです。
こんなことなら、発売前に予約しとくんだった、と思っても
それこそ後の祭り orz

原著Surf Is Where You Find It なら
Gerry の生の言葉で読める、と分かってはいるのですが
和訳の装丁やデザイン(佐藤卓) がよく
翻訳本を気長に待つことに。

そうは言っても、じつは、サーフィンをやったことのないわたしが
ジェリー・ロペス にあこがれてることに
肩身のせまい思いもあったんです。
でも、前書きに↓と書かれていたので、胸を張って拝読しようと思います。

「そしてさらにまだ一度もサーフボードに立ったことのない人、
波に乗ったことがないけれど、なんとなくその行為に惹きつけられるという人にも
ぜひ読んでほしいと思う。

サーフィン素晴らしいものはない。
どんなときでも、どんな場所でも、どんなやり方でも。」

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ちゃんと読んでるんです

10/23/2009

「本が好き! 読書大好き! 本の虫!」とか言っておきながら
はたと気づきました。
このブログで、本についてほとんど書いてない…

いえね、読んでるんですよ。
むかしから比べるとずいぶん減りましたが、数日に1冊ペースで。
でも、よっぽどのことがないと、書こうと思わないというか。。
よかった本はたくさんあるんですけど。

せっかくの読書の秋。
このへんで心を入れ替え(笑)
「おもしろかったな」と思う本* をご紹介していこうと思います。
もちろん、主観に満ちた、かなり偏ったものなので
「えー、それイマイチ」と思ってもご容赦ください。
* わたしにとっては、読書=異文化, 異世界体験なので
選ぶのはどうしても、自分の日常と遠いもの。
99%くらい翻訳物になってしまいます

それとは別に、トップページをぜーんぶスクロールしていただくと
わたしのお気に入り本を集めた棚が現れます。
コレ、ぽこりこ日記 で拝見して
いいな、と思ったウィジェットなんですが
このブログにはサイドカラムがないので
最下部に置くしかないんです。。
なんだか遠いですが、興味のあるかたはご覧ください。

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from Yoga Poems 2

6/29/2009

» Baddha Konasana
» バッダ・コナーサナ

» Yoga Poems by Leza Lowitz
» 『ヨガ・ポエム』 リザ・ロウィッツ

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Where the Wild Things Are/かいじゅうたちのいるところ

5/8/2009

   

Inside all of us is…HOPE.
Inside all of us is…FEAR.
Inside all of us is…ADVENTURE.
Inside all of us is a WILD THING!

♫ Wake Up/Arcade Fire (歌詞もいい!)

子どものころ大好きだった本ってありますか?

わたしは本の虫で、それこそ何千冊という本を読んできましたが
不思議と、小さいときに読んだ絵本や児童書の多くが
いまでも何度も読み返す、お気に入りとなっています。

なかでも、モーリス・センダック氏の
かいじゅうたちのいるところWhere the Wild Things Are
大好きな一冊!
弟と一緒に、「どの怪獣が好き?」、「どの怪獣をいちばん家来にしたい?」 (ごめんね…)
なんて言いながら読んだものです。

その、『かいじゅうたちのいるところ』が
あの! スパイク・ジョーンズ が監督で映画化される」といわれ、早数年。
製作会社が変わったり、撮り直しを余儀なくされたり orz
数かずの試練を乗り越え、ようやく少し前に全米公開日が発表されました!

いやー、わたしにとっては
あの怪獣たちが動く!! というだけで感動もの。
正直、トレイラーを観ただけで泣けてきます(笑)
“もっとも愛される本の一冊” だけに
そう思っている人は、世界中にたくさんいるでしょうね。
いまから、公開が楽しみでなりません♪
» Where the Wild Things Are― the official movie site

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from Yoga Poems

9/24/2008

» ヴィラバドラーサナⅡ(戦士のポーズ2) / Warrior ⅡPose

» Yoga Poems by Leza Lowitz
» 『ヨガ・ポエム』 リザ・ロウィッツ

リザ・ロウィッツは、日本在住のアメリカ人詩人, 作家, 翻訳家, ヨガスタジオ主宰者です。
彼女の二番目の詩集『ヨガ・ポエム』は
60 のヨガのポーズにインスパイアされた詩を
ヨーガ・スートラ(ヨガの哲学経典) の八支則にもとづき収録したもの。

ポーズそのものの名前の由来や、イメージだけではなく
じっさいにヨガを練習していくなかで出逢った
心の動きや感覚, 経験, 感情などが
ゆたかに、細やかに、綴られています。

ヨガを練習している人ならば
たぶん経験したことのある、さまざまな心の変化。
自分でそれをことばにするのは、なかなか難しいけれど
リザの詩では、その喜びや迷いや気づきが
愛とやさしさ、力強さにあふれたことばで、紡がれています。

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まなび

8/7/2008

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源にふれろ ― Tapping the Source

8/4/2008

   

読書はほぼ毎日してるんですが
しばらく、コレという本に出会ってませんでした。

「ちょっと消化不良ぎみ。。」と思っていたところ
この小説はよかった!!

『源にふれろ』 ケム・ナン ― Tapping the Source by Kem Nunn

著者はSurfer Magazine の寄稿者で
もちろん、サーファーやサーフィンのシーンもたくさん登場するのですが
“サーフィンの小説” だと思うと、あてがはずれます。

これは、ある思いを秘めて行方不明の姉をさがす少年/ 青年の
孤独と痛みと喪失と成長の物語。

でも、青春小説とくくるのもちょっとな…
むしろノワール色が強い感じ。
かれの経験した孤独と痛みと喪失は
思い出なんかにはならず
この先の人生に影を投げかけつづけるだろうから。

内容については、くわしく書きません。
ちょっと難アリかな? と思うところもありましたが
こまかいことはいいんです(笑)

この小説読んでるあいだ、頭のなかを流れてた曲

♫ Helplessly Hoping by Crosby, Stills & Nash

手ざわりが似ていると思う小説

『カリフォルニアの炎』 ドン・ウィンズロウ ― >California Fire and Life by Don Winslow
『終わりのないブルーズ』 クリストファー・クック ― >Robbers by Christopher Cook

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be peaceful and positive

6/10/2008

しばらく前に読んで、大好きになった小説があります。

わたし、印象深い文章は、ポストイットでマークしていて
気がつくと、大切にしている本は
大量のポストイットがビラビラな状態。
本への愛情度が一目瞭然です(笑)

もちろん、この小説にもたくさんのビラビラが。
なかでも特に、
主人公が “ポジティブでいるために実行する方法” が心に残りました。
コレ、個人的に「いける!」と思ったので
勝手ながら、かなり要約・割愛して書いてみます。

危険なのは、マイナスの感情が引き起こす痛みに名前をつけて
いつも心に置いてしまうこと。

美しい感情(愛情とか喜びとか)を苦しみに変えないために
彼女はこんな方法を実行した。

どんなに些細でもいいから
ポジティブな気持ちになったら
(嬉しかったりワクワクしたり)
笑顔で空を見上げて、生きていることを感謝する。

反対に、ネガティブな気持ちになったら
心が不平を言いはじめたり
自分が言ってしまった間違ったことを後悔しはじめたら
こう思ってみる。

「そんなことを考えていたいなら、お好きにどうぞ。
わたしはもっと大事なことをするから」

そして、まわり(見えるもの・聞こえる音etc…)に注意を向ける。
マイナスの感情や記憶が戻ってきたら
いったん受け入れて、でも退けて
何度だってこのプロセスをくり返す。

かなりグッときました。
マイナスの感情を手放すって、大変だけど大切。

そして、コチラ↓も。
最近いただいた本にあった一節の要約です。

いつも喜んでいることはできないかもしれない
でも、いつも平和でいることはできる

ポジティブって
別に、元気だとかいつもハッピー、ってことではないと思うんですよ。
ピースフルに、前を向いて自分らしくある、というのが個人的な理想かなぁ。
あと、いろいろ後悔しない!
どうしようもないことを悩まない!
……難しい(笑)
でも、そうあろうと努力することにこそ、価値があるはず。

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