Archive for the ‘tattoo’ Category

The Peacock Skirt

7/13/2009

Aubrey Beardsley をごぞんじですか?
オスカー・ワイルド作『サロメ』 のさし絵で知られる
イギリス人の画家です。

このビアズリーが大好き!! なんですよ。
彼の作品にインスパイアされたメンディを描いているくらい。

描かれた線の繊細さ, 美しさは、言うまでもありません。
さらに、手を加えて残された余白の存在感。
塗りつぶされた黒の重さ。
その、黒と白/ライン・つぶしと余白の
きっぱりとしたコントラストが、
チリチリするような緊張感と
いつまでも見惚れていたい、という牽引力を生んでいるように感じます。

華美ななかにグロテスクさが潜んでいる、というか
美と醜が、細い細い線の上でバランスを取っているかのような凄みがあり
それが、ヴィクトリア朝という時代背景とも相まって
彼の作品を、唯一無二としているように思えるのです。

その彼の作品のなかでも、とりわけ有名なもののひとつ― The Peacock Skirt。
それを、とある有名ミュージシャンが腕に彫ってます。
どなたかというと、、

Incubus のVo., G ― Brandon Boyd。
» コチラ

なんと、スカート部分にビアズリーの肖像画つきですよ!
さすが、ご自身でも絵を描くアーティストだけあって
その仕上がりもすばらしい。

そして、手の平に描かれたメンディもあってうれしいですねぇ♪
あ、でも、チベット語の’Om Mani Padme Hum’ や
ちょっと版画チックな鯉は
赤系のインクで彫られたタトゥー。
メンディではありません。

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虫2匹

6/4/2008

最近タトゥーのサイトをよく見ています。
で、あるとき、それはもう戦慄が走ったデザインが!

手の甲に、リアルな虫2匹! (驚)

ヒャーーーーー 恐怖です!! 恐怖です!!
カミキリ虫だかカナブンだか、虫嫌いのわたしにはよく分かりませんが
そんな類の虫。
とにかくリアルすぎて、
手の甲に へばりついて とまっているとしか思えない…

もしこんな人が身近にいたら
手が視界に入るたび、ビクッッとしちゃいますよ。
……いなくてよかった(笑)

自分がメンディを描いているからか
好きなのはトライバル・タトゥーです。
民族的なデザインはもちろん
墨一色だけ、というプリミティヴさにも心惹かれます。
ホント、すばらしい作品を見ると鳥肌たつのよね。

でも、カラーのタトゥーがキライというわけでもなく、
たまに、「なんて美しいんだろう!!」と衝撃を受ける
デザインに出会うこともあります。

たとえば、ディテールまでは覚えていないんですが
とにかく美しいフルスリーブのタトゥー。

とあるバンドが来日した際、クルーとして働いていた青年の右腕です。
また、この彼が
メガネに、古着っぽいTシャツに、ボーダーのスクールマフラーという
アートスクールの学生的いでたちで♪

見せてもらって、どこで彫ったのか聞きたかったんですよ、ほんとうは。
でも、声かけられなかったんです…
いえ、英語力とか勇気の問題じゃありません。
(↑ コレなら、なくてもなんとかなるときあるし)

風邪ひいて、声がまったく出なかったんです(泣)
かすれ声すら出ない、ホントの無声状態。
やっぱり、筆談でもいいから聞けばよかったなぁ。

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白いタトゥー

5/2/2008

先日、はじめて白いタトゥーを見せていただきました。
入れた直後は、なんだか、
チョークで描いたというかペイントしたみたいです。
(コチラは写真だったので、実際とは違っているかも。あくまでわたしの感想です)
血がにじんでるのもよく分かって(泣)
ちょっと痛々しい…

落ち着いてくると、白はほとんど発色せず、
針を入れたところが盛り上がっている感じで
傷のように見えます。

入っているのが顔だったからか
肌に紋様を刻む、という精神性がより純粋に出ていて
とても美しかったなぁ。

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