4/16/2008

ボブ・ディランをこよなく愛するイトコのおかげで
『I’M NOT THERE』 の試写会に行くことができました!!
普通にお金払う気満々だったので
公開前に観れるなんて、aknmt ありがとうぅぅぅ(感涙)
感謝感激雨霰。
(合言葉は、”play fxxkin’ loud”ってことで(笑))

「6人の俳優が、それぞれの時代のボブ・ディランを演じる伝記映画」
という触れ込みでしたが、コレどうなんだろう?
わたしの勝手な解釈では、そう思ってタイムラインを追うように観ていると
だんだん混乱してくるんじゃないかと思います。
もちろん、6人の俳優が特定時期のボブを演じてはいるのですが、
むしろ、それぞれを
「現実や虚構・伝説、作品を通して垣間見ることのできる人物像が混ざり合った、ボブのペルソナ」
と思って観たほうが、すんなり入ってくるかも。
でも、もちろん、ある程度のバイオや関係者は頭に入れていったほうがいいです。

そして、全体としては、わたしの大好きな小説 『ビリー・ザ・キッド全仕事』 と、印象が似ている気がしました。
この小説は、史実と風説・伝説、作者のフィクションを織り交ぜ
小説, 詩, 散文, 写真や新聞の切り抜きをちりばめて、
ビリー・ザ・キッドの生涯を綴った作品。
この、さまざまな手法を使って、現実と虚構のあいまいな境目を描いている感覚が
『I’M NOT THERE』 と共通すると感じたんです。
ビリーも映画に出てくるし。

内容については、なにせ公開前。
ネタバレは避けたいので、口にチャック!!
ただ、カントリー, フォーク, ロックに洗脳されて育ってきたイトコとわたしは
ウッディ・ガスリーの登場に涙した
ってことだけ言わせてください。
それと、わたしの幼稚園頃のお気に入りの曲は
ボブ@ジュード・クインに
「もうこんなの歌えない」と言われた♪Lemon Treeです(笑)

あと、もう1つ。
知りたくない方は飛ばしてね。


ナレーションが、カントリーのシンガー・ソングライター
(ジャニス・ジョプリンも歌った♪Me & Bobby McGeeの作者。
ディランも♪They Killed Himをカバーしてる)
Kris Kristofferson!!
これ、最初から知ってたら、また観方が変わったのに!!

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