2/18/2009
国境なき医師団― Médecins Sans Frontières が
2008年の「10の最も深刻な人道的危機」を発表しました。
国境なき医師団は、医師や看護士を中心として
世界中の紛争, 災害地域で、緊急医療・人道援助を行っているNPO。
その活動をとおし、いやがおうなく
さまざまな危機的状況の目撃者となるかれらは、
毎年「10の最も深刻な人道的危機」を選んで発表し
その窮状を変えるべく、世界に訴えています。
このリストのなかに
「こんなことがおこっているの!?」と驚かされることが、いくつもありました。
紛争や災害のニュースは、毎日のように報道されています。
自分でも、それは観ているつもりでした。
でも、いざ「これが世界でおこっているワースト10だ」と
目の前に示されると
自分の認識のなさ、知識のなさが恥ずかしくなります。。
ひとりひとりが、ただしい知識を得て
なにかに貢献したいと行動すれば
世界は変えられると思いますか?
〚 国境なき医師団による、2008年「10の最も深刻な人道的危機」 〛
- イラク
攻撃の的となる援助、人材流出による医療の不足 - エチオピア
戦闘が人道援助を遮断―ソマリ州の栄養危機、衛生状況も悪化 - コンゴ民主共和国
東部で戦闘が激化―続く避難生活に疲弊する人びと - ジンバブエ
インフレ率 2億3100万%―やまない医療危機と暴力による混乱 - スーダン
ダルフール地方と南部地域の避難民―終わりの見えない暴力による苦難 - ソマリア
壊滅的人道状況に追い打ち―過去10年間で最悪の戦闘激化 - ミャンマー
大災害への注目の陰で依然放置される医療上の危機 - パキスタン
北西部の武力衝突激化―テロ、空爆、銃撃に追われる一般市民 - 結核とHIV/エイズの二重感染
増加する患者に不足する対策 - 子どもの栄養失調
進歩する栄養治療―それでも放置される数百万人の子どもたち
くわしくは、コチラをご覧ください
» 2008年「10の最も深刻な人道的危機」特設サイト
» MSF’s Top Ten Humanitarian Crisis of 2008
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